MIHO’S  DADDY’S JORNEY DIARY 古閑美保の四国八十八カ所巡り日記

煩悩 四国八十八ヶ所巡り日記

ばっくなんばぁ

第10話 お遍路で最も険しかった道

さて、今週は私のお遍路道中、最も険しかった登山道の話をします。
五十九番札所にお参りし、一泊した次の日、私は六十番横峰寺をとばし、平地にある六十一番香園寺から六十三番吉祥寺をウォーキング代わりに参拝しました。
六十三番札所のあとに、険しい山道が続く六十番横峰寺に詣でました。
石鎚山から登山道経由で歩くことも出来ますが、近場の札所を先に済ませ、気合を入れて横峰寺に登りたかったのです。
横峰寺のある石鎚山に上り始めてから、歩けど歩けど一向に到着する気配がありません。
何せ、西日本一高い山ですので、当然のことです。
こんなに歩かないといけないのかとか、ひょっとして道を間違えてしまったのかとか、色んなことを考えながら歩いたことを覚えております。
とにかくひたすら険しく急勾配の山道を登り、嫌と言うほど自然の尊大さを味わいました。
この石鎚山を前にすると人間や動物、生かされているものの小ささを痛感することになります。
登山途中、林道管理所があり、そこのおじさんに「横峰寺までまだ距離はありますか?」と尋ねると、「よっぽど気合を入れていかんと歩けんよ。」といわれ、挫折しそうになりますが、洋征おっちゃんの言葉「一家の大黒柱の心が折れたら家族みんながくじける」を思い出し、負けるものかと奮起します。
が、道のりは果てしなく、厳しいお遍路道の中でもこの山道は随一でした。
やっとの思いで横峰寺に参拝、祈願し、六十四番前神寺を打ち、この日は打ち止めとしました。
寝るときには足がぱんぱんにはっておりました。

次の日からは、早いもので最後の県、涅槃の道場「香川県」です。
六十五番三角寺を打ち、またもや遍路ころがしと呼ばれる六十六番雲辺寺へ続く険しい山道が立ちはだかります。
雲辺寺への山道を登る際には、私、本当に山の中で迷子になってしまいました。
道が分からなくなり、辺りは山に囲まれており薄暗く、おまけに日が傾きつつある時間帯でした。
ひとつ間違えば、山の中で野宿になる恐れもあり、大袈裟ではなく命の危険にさらされました。
そんな時、運良く一人の、山で仕事をしているおじさんが、軽トラで通りすがりました。
藁をもすがる思いで、おじさんを呼びとめ、車で下まで連れて行って頂く様哀願し、連れて行って頂きました。
おじさんの話では、やはり私は道を間違えていたらしく、翌日正しい道を登山し、無事、雲辺寺にたどり着けました。
同行二人。やはりお大師様は私の横についていて下さるのです。
もし、あの時山中で野宿をしていたらと考えるとぞっとします。

来週は最後の札所八十八番のひとつ前の札所、長尾寺についてお話したいと思います。
そこで出会った宿のお上さんと意気投合した話、私の尊敬する河島英五さんが宿泊した部屋の話などをつづりたいと思います。

☆パパのプチ美保情報☆

去る5月14日から16日、福岡県でフンドーキンレディースが開催されました。
九州県内である試合は、観戦しに参ります。
この週の美保は、ティーショットは申し分なかったのですが、速いグリーンに頭を抱えていたようです。
約1.5メートルくらいのバーディーチャンスのパットを、私が見る限り3日間で7つは外しておりました。
歯痒い思いをして観戦しておりましたが、やっている当の本人が一番歯痒いのではないかと、労いの言葉を掛けてあげました。次の週に期待したいものです。

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