MIHO’S  DADDY’S JORNEY DIARY 古閑美保の四国八十八カ所巡り日記

煩悩 四国八十八ヶ所巡り日記

ばっくなんばぁ

第9話 思い出深い場所

遍路道中、私が札を打った各お寺さんのことを書いても書きつくせないほどの思い出がございますが、特に思い出深い場所やお寺を抜粋してお書きします。

まずは、以前お話したお遍路の起源と言われる衛門三郎の生まれ変わりが手にしていた「石」が置いてある五十一番札所石手寺です。
ここには私の叔父で、私が最も尊敬する重村洋征さんという方がいらっしゃいます。
洋征おっちゃんは石手寺の表参道に店を構え、仏壇の掃除をする「刷毛」を販売しております。全て手作りらしく、傷がつきやすい仏壇の埃落としにはもってこいだそうです。
石手寺の参門をくぐると左手にお店があり、お店の壁には、美保のカレンダーが張ってあります。私の娘を気に掛けてくださっております。
遍路でくたくたになって歩いてきたところを、洋征おっちゃんは優しい笑顔で迎えてくれました。道中初めて会う知人にほっとします。
洋征おっちゃんは博識で、時々、お客さんや参道の通行人に説法をしたりしているそうです。その話がとにかく面白い!その日は深夜まで、洋征おっちゃんの話を肴に酒を飲みました。
洋征おっちゃんから聞いた話はいろいろとありましたが、中でも私が実践しようと決めたのが以下の二つです。

①「どんな財より、心の財。心の中に一生の財を磨け」
②「一家の大黒柱の心が折れたら家族みんながくじける」

私も今一度心を引き締め、「しゃんとせないかん」と思いました。
その日の日記には「洋征おっちゃんは俺の心の親父だ」と書いてありました。
石手寺の近くには、道後温泉があります。近くの商店街の中にある「神の湯」という温泉でついつい温泉に入ったまま寝てしまったことが、昨日の事のように思い出されます。

次に、五十九番札所国分寺には握手修行大師という仏像があります。
私は勿論、まだ見ぬ孫の健康と美保の賞金女王など、多くを願掛けしようと思っていましたが、お大師様の仏像の横に「お大師様はお忙しい身です。願い事は一つにしてください。」と書いてある看板がございました。私はすかさず、「美保に賞金女王を取らせ給え」と願っておりました。

次週は第二の難関と言われている六十番札所横峰寺のお話を致します。

☆パパのプチ美保情報☆

去る4月14日、美保の出身保育園の二岡保育園で、芝生の贈呈式がありました。
出席者は保育園の園長、美保、私とフォロースルー社長の山下氏です。
保育園の年長組みの子供たちが美保に感謝状や記念の手作りメダルなどをお返しに贈呈してくれました。

メダルを贈呈するときに、子供たちがメダルの首掛を持ったままでしたので、美保は腰を屈めて、自ら首掛けの中に頭を突っ込んで、会場の笑いを誘っていました。
ユーモアのある娘です。

最後に、園児たちの手作りで、土に戻る素材を使った風船を大空に飛ばして贈呈式は幕を閉じました。
美保が寄贈した芝生が、園児たちの遊び場として、ずっと残ると良いですね。

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