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先週は衛門三郎の話とお大師様の話を少ししましたが、今の世の中インターネット社会の時代です。
自殺者の数も年々増加の傾向にあり、インターネット上での誹謗中傷や学校でのいじめ、色んなことが毎日起こりうる現況の中、お大師様が説かれた良い行いをすれば良い種が、悪い行いをすれば悪い種が生まれるとの通り、神様はお見通しなのです。
古事に倣えば、「天網恢恢疎にして漏らさず」。
何も悲観しなくて良いのです。
悪い行いをすれば、必ず仏罰が下るのです。仏罰ほど恐ろしいものはないのです。
その人の心の中に仏が住み、良い行いをする・何か人の役に立つ・人を喜ばせる、そんな、人のために生きることこそが、私は生きた仏の存在だと信じております。
さて、遍路の話に戻りましょう。
十八番奥山寺から、二十番鶴林寺までの道中です。大雨の降る中、25.1キロを歩きました。
足の痛みも和らぎ、少し遍路に慣れた気がします。
その夜は金子屋旅館に宿泊しました。
旅館には洗濯機や乾燥機が設置してあります。家にいるときは洗濯など自分でしたことはありません。
何から何までお遍路の道中は自分でしなければなりません。
毎日、食事を作ってくれて、洗濯をしてくれた妻のありがたさを実感しました。
二十番鶴林寺への道中も難所でありましたが、その次の太龍寺へ参拝する際に、その山で足を痛めてしまいました。
大雨の影響で、山道が滑りやすくなっており、何度か転びお尻から転倒しているうちに、足を捻って痛めてしまいました。
痛いながらに大龍寺に参拝すると、天井には驚くほどの龍の天井画がございました。
まるで本物の龍の如く生き生きとしており、圧倒されました。何千年も前に描かれたそうです。
平等寺から二十三番薬王寺までを歩き、ついに発心の道場と呼ばれる徳島県を歩ききりました。
次週からはいよいよ修業の道場なる高知県を歩きます。


